住宅リフォーム業界について

 こんにちは。私は静岡県焼津市で建築業をしています。専攻は木造建築で主に住宅の新築・増改築を手がけております。そんな私から今の住宅リフォーム業界の実態をひとこと・・・

今現在日本では、昭和の時代に建てられて、古くなった多くの住宅が修復時期をむかえているため、住宅業界においては数年前からこの大きなリフォーム需要を狙ってか、リフォームを専業としたりまた、いろいろな業界からも新規参入したりして、業界の競争が激化しています。
昔はリフォーム専門という会社が少なかったので、地場の工務店や大工さんが修理を任されていたことが多かったのですが、最近では住宅設備も規格化されて、特に水廻りの設備などは現場で職人の手で作られていた時代から工業製品(工場生産)へと大きく様変わりいたしました。設備セットの取り付けや搬入などもメーカー指定の専門業者となり、また工期も大きく短縮出来るようになりました。そしてそれは現場で仕上がってみれば出来栄えはどれも同じできれいでありますが、

しかし実はそこには落とし穴があります。私が職人だからこそ思う(本当にこだわるべきところの落とし穴)があります。それは設備だけはどんなに工業化になっても各々違う住宅を改造するわけですから、そこのところはだけはどうしても建築職人の手が必要となります。特に改修工事は新築工事と比べても解体工事・既存部分との取り合い・歪みや傷んだ部分の修正工事などの建築に携わってきた人で無ければむずかしい(難度の高い)補修工事が必要な事が非常に多いのです。特にここの工事を解体工事だからといって素人っぽい人が工事をしていたら大変問題ありだと思います。

ですからここはちゃんとした専門職人(木造建築なら大工さん)が入るべきと考えます。
なかにはリフォーム専門業と銘打っていても元は設備業や内装業からの転業だったり、まったくの異業種で工事は下請けに任せ設備機器の販売利益を第一目的としてるという業者の話もよく聞きます。
そのような業者は設備機器の良いところだけを、誇張してうたい営業しますが、隠れて見えなくなってしまう建物で一番大事な構造部分や、以後のメンテナンス等のことを思って工事をするとはとてもいい難いですので特に気をつけたいところです。

あと、このホームページにおきましても少し紹介しておりますが昨今、社会問題にもなっている悪質リフォーム、またはそれに近い訪問販売系の業者が多いのには私もいつも驚かせられます。
彼らは素人集団ですので、皆様絶対にひっかからぬ様、十二分に注意してください。

ホームへ戻る

Copyright 2006  松永建築 All rights reserved.